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台風一過、魚は何を食っている?

平成11年6月30日伊那谷に記録的な大雨が降りました。その数日後、南アルプスの川に釣行しましたが、まだ増水しているし川は南ア独特の濁りで真っ白。普通、釣りは諦めそうなものですが、岸寄りの少し濁りが薄くなった場所でイワナがライズしているんですよ。もう入れ喰い、釣れたイワナの胃からは”羽アリ”ばかり出てきました。増水のためアリが流されてそれをイワナが喰ってたわけです。

 平成2年8月下旬、木曽御嶽山の麓でイブニングライズを待っていました。17時頃、夕立ちが来て川は急激に増水し真茶色、今日の釣りは終了と思ったらアマゴがライズするんですよ!真茶色の泥濁りの中で。

そんな事が他にもあったので、夏の雨の増水&濁りでは釣りを諦めちゃならんな!と思うようになりました。

本流も釣りには行ってますが、イケマセン。参ったのはダブルハンドのフェルールが抜けなくなった事。先週、小雨の中で釣っていて次のポイントへ移動するからテーピングを外した訳ですが、フェルールのオス部分に雨で水滴が付いたので嫌な予感が・・・。もしかしたらと思いつつ、シャツの袖で拭いて差し込み使っていたら(思った通り)抜けなくなりました(涙)。以来変則2P状態です。ボクの軽トラックには非常に載せ辛い、助手席に載らないんだ←当然だ!(爆)。

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雨の中の本流を釣っていて気がついた事が。時々、小さな魚がジャンプしますが鮎ですね。稚鮎が放流された事は知っていましたが、これがベイトフィッシュとしてカギになるのでしょうか?エサ釣りをする知人が言ってました「”天竜差し”やニジマスの腹を裂くと小さいアメ(アマゴ)や鮎は出てくるけどアカウオ(ウグイ)が出てくる事は少ないな」。沢山サンプルが有るわけじゃないから断定は出来ないけど本流のトラウト達はベイトを選り好みしているのでしょうか。アカウオはご馳走じゃないみたい。
フェルールが抜けたら(苦笑)オリーブカラー(鮎カラー)のストリーマーでやってみましょうか。

本流のマスは何を食っているんだ!!

森の中を流れる川での釣りは、正直、フライなんて何でも良さそうです(笑)。
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 サケ・マスの生態と進化前川光司(編)の第五章”森の中のサケ科魚類(P193~)3.森林への依存度”の中で

”略・・・ニジマスの餌資源全体に占める落下陸生無脊椎動物の割合は、春は11%、夏は68%、秋は48%、冬は1%と推定された。一年間で見ると、陸生無脊椎動物はニジマスの年間の総採餌量(10,900乾燥重量mg/㎡/年)の49%(5,300乾燥重量mg/㎡/年)を占めることが明らかになった。これは、体長5cm程度のイモムシが、年間・川表面積1㎡あたり、50尾落下し、このほとんどがサケ科魚類に利用されていることを示す。・・・中略・・・、同じ河川で魚の胃内容物組成のみから同様の推定を行なっているが、ここでも年間のサケ科魚類(ニジマス、オショロコマ、アメマス)の陸生落下昆虫への依存度は44%と推定された。”

な~んだ!やっぱり夏から秋はテレストリアルパターンが一番理にかなっている訳ですね。前出の南アの川みたいに河原が広くて石がゴロゴロしている場所は、アリの独壇場に成るわけですね。これはドライフライに限らないわけだから、テレストリアルっぽいウェット(黒・チャート)も有望なんでしょう。でも、森の中を流れる川は、ポイントが狭いし流す距離も短いから浮かせずに(下流へ流れるラインに引っ張られ無い様に)自然に流すのも自分の技術では難しいなぁ~。

結局、エルクヘア・カディスをウエット的に使って出た一匹。今回は、台風4号の時よりも降ってるぞ。
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