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穴場は存在するか?

20年前、釣行計画(渓流のFF)は国土地理院の地図を見ることから始まった!

今はこれ!

以前、漁協の監視員をしていた事が有ったんですが、現場で県外の釣り人に訊かれるんですよ「何処か穴場知らない?」。で、界隈のメジャー河川を避けて、良さそうな川を教えました。

 翌日、その人に会った時「あの川、地元の人が釣ってて穴場じゃなかったですよ」だって。そんなのは当たり前、地元の人は釣りをしなくても知ってる川だから。多分、その人は釣り人が少ない、イワナがワンサカ居る川を想像してたんでしょうね。そもそも、そんな所はアリマセン。あったら教えて欲しいし、知ってたら何処の誰かも分らない人に教えませんよ(笑。虫の良い事言うなよな。
 
 ハッキリしている事は、釣り人が入らない川は無いという事です。国内外の登山経験が有る友人が言ってました「釣り人は驚く様な奥地まで入っている」って。地元の人間もみんなが知っている川で釣りをしてます(当たり前か!)、川といっても上流から下流まで有り、必ずしも上流が良いとも限りません。季節・(当日、前日の)天候・時間帯を見計らって良いタイミングで釣り場に入るだけなんです。それには、同じ川へ何度も通って、データを積み上げていくしかないと思うんです。 

 十数年前、4~5人の友人達と釣り場開拓を始めました。大した根拠も無く「兎にかく釣ってみる」そんな感じでした。地図を見ながら「此処が怪しい」「今度は此処だッ」なんて事をしてました。当然、外れる事が多っかった訳ですが楽しかったですね。きっと、この沢にはイワナの楽園が有るんじゃないかと思ってましたから。苦労して得た情報はギブ&テイク、情報を共有する範囲は釣り仲間4~5人とその友人でせいぜい14~15人位、ですから釣り場で会うのも顔見知りが多かった訳です。

 或る年、知り合いを案内していつもの川へイワナ釣りに行きました。その後、同じ川の同じ入渓地点で県外の人と会う事が多くなり「こんな所、よく知ってるなぁ」と思ったんですが、話をしてみると「案内した彼」がネット上で知り合った人達に私からの情報を提供してたんですね、私の事も知っていましたよ(驚。自分の足で得たデータと、人脈を生かした情報が確度としては一番だと思っていましたし、エサ釣りのおじさんが「コレは内緒だぞッ」って教えてくれた事もあったので、口の堅さも情報収集の重要な条件でしたから、これは理解し難い事でありました。

ネットの普及によって、情報の収集や地域を越えた同好の士との交流は益々盛んになるでしょうが、地図を眺めて想像を膨らませて悦に浸る、酒を飲みながら情報の交換をする、そんな釣行前の楽しみが省かれているのは淋しいですね。

川の数は限られてます。釣り人が入らない川なんて有りません。穴場が有るとしたら、「その時々の釣れる条件が揃っている川」ですかね。


もう一度言います、だから(特定の河川と言う意味では)穴場は無いんですよ。
19:50 | イワナ釣り | comments (0) | edit | page top↑