太田切川私的近況



5月28日、水温12℃、駒ヶ根橋より入渓。黒川合流の堰堤上流でイワナが出ますがヤッパリアワセ切れ。その後、反応無く終了。増水気味で、水面まで魚は出てきません。浅いところではもう少し、反応が良さそうなので、ヤッパリ駒ヶ根橋より下流なんでしょうかね?ただ、太田切川は石がゴロゴロしていて、増水気味の時は、イワナのポイントだらけなので、釣り上がるのに時間が掛かります。それを覚悟して、手当たり次第ポイントを打っていけば「良い筋」が見つかるかも知れません。そうなると、ヤッパリ幾筋も流れがあるコマクサ橋~駒ヶ根橋間はイケソウな気がするんですが、必ずしも結果が伴わない時もあるので痛いですね。




小休止・・・全国新酒鑑評会などなど



本流も、稚鮎の放流がありましたから、ストリーマーを使った釣りが面白そうです。こっちは、釣れるかどうか?運と腕次第ですね。

全国新酒鑑評会が広島で行われました。長野県南部では、飯田市の喜久水が区分※第Ⅰ部で金賞を受賞しましたね。
※第I部 ・・・ 原料米として山田錦以外の品種を単独または併用、あるいは山田錦の使用割合が原料の50%以下で製造した吟醸酒
ちなみに、第Ⅱ部は・・・原料米として山田錦の品種を単独または山田錦の使用割合が、原料の50%を超えて製造した吟醸酒・・・※ブログ管理人注釈。殆どが兵庫県産山田錦。
チョッと範囲を広げると、諏訪の真澄・舞姫が金賞を受賞しましたね。昨年金賞だった信濃鶴(駒ヶ根市)、井の頭(伊那市)は入賞(銀賞)で、中川村の今錦が健闘して区分※第Ⅰ部で入賞でした。金賞受蔵=美味しい市販酒では有りませんが、そんなところを踏まえつつ、5月25日付けの地方紙の一部を抜粋します。

棚田で田植え
急な傾斜地に階段状の田が広がる中川村大草飯沼で24日十一枚の棚田を管理する飯沼農業活性化研究会の二十人が田植えをした。=中略=植えたのは酒米の美山錦で、九月に収穫され、村内の酒造会社で飯沼棚田産100%使用の特別純米酒「今錦・おたまじゃくし」になる。(長野日報より抜粋)
酒の世界にも、地産地消がキーワードになって来ていますね。「おらが村の米」で造った酒。作り手の顔が見える商品。コレからますます、出品区分第Ⅰ部が増えそうな気がしますね。長野県南部に釣りに来たら、チョッと酒屋さんを覗いてみてください。面白い酒が有るかも。
地産地消、俺の商売にも使えないかな?(笑


今日もイワナ

懲りずに山奥へ通います。


↓この場所も良い感じの流れなんですがねェ。イワナは落ち込みの脇では出なくて、手前の大石でもなく、開きの水深20cmの場所でのみ喰って来ました。




下手は下手なりに、考えながら釣るのも面白いものです。この考えが正しければ、この渓は6月から最盛期突入ですね。さて、当たるかどうか?

まだまだ釣れんッ!



石を引っくり返して見ますが、虫が少ない!コレで確信しました。土砂が出て、水棲昆虫が少なくなってる。当然、イワナも少ないでしょう。と言う事で釣果は・・・(笑。





二年前の釣行時、春先はミッジのシャックがワンサカ流れていたし、6月には大型のストーンフライのハッチも有りました。が、今年はそういった虫が見当たりません。やはり、土砂の流入と「シルト濁り」が水棲昆虫&イワナに悪影響を及ぼしているような気がします。台風の影響で大雨が降るようですから、川がリセットされれば良いんですけどね。

※今年は、よく釣りにいってますね!こんなことしていて良いのか?自営業!
或る渓のお話



その二年後、そのお店が倒産したと知らされました。当然、自分の勤め先にも売り掛けがありましたが、金融機関が全て押さえてしまい、代金の回収が出来るはずも無く、店は売却されAさんと奥さんは居なくなってしまいました。詳しい事はわかりませんが、Aさんが連帯保証人になった債務者が、返済不能になり銀行から返済を求められた事でお店の経営が圧迫され倒産に至ったとの事でした。それから数年後、会社を辞め、自営で仕事を始めた頃、Aさんと奥さんが尋ねてきました。
Aさん「商売を始めたんだってね。お世話になったから、何か買って上げられればと思ってね」
私 「ありがとう御座います。お久しぶりです。皆さんお元気ですか?」
Aさん「女房が体調悪くてね。まぁ、色々あるよ」
そんな会話があって、帰られましたが、確かに奥さんは顔色が悪く(と言うか、殆ど真っ黒で、目は黄色く黄疸が出ていた)歩くのも大変のようで杖を突いていました。自分との会話は無く、ただニコニコ笑っていました。開店当時の溌剌とした奥さんのイメージが強かったものですから、見るからに病人の姿を見て大変ショックを受けました。それから暫くして、奥さんは亡くなったと、お聞きしました。非常に重い内蔵の病気だったようです。

2006年、何時ものように、予定の行程を釣りあがり車止めに戻ってきました。午後5時、工事現場から作業員の人達も上がってきます。その作業員の中の一人が親しげに、「釣れたかい?」そう話しかけて来ました。やけに、馴れ馴れしいと思ったその人はAさんでした。「釣りか、いいなぁ~」そう言って、ニコニコ笑うその顔は、店を切り盛りしていた時と変わりません。奥さんは亡くなり、債務は未だ残っているだろうし、そんな自分よりはるかに年上のAさんが働いている時(闘っている時)に、釣りをしているのが恥ずかしくて、挨拶もそこそこに慌ててその場を離れました。
帰りがけにAさんが「元気でな!釣りはいいなぁ」「ホントに釣りはいいな」そう言いました。
その後、ダムは完成し、Aさんとお会いする事は有りません。また、何処かでお会いできればと思います。ヤマトイワナが棲む渓での話です。
信州イワナ釣りブログ


水温7℃、魚が開きに出始めた!

ブログのサブタイトルに有る様に、行動範囲の狭いローカルアングラーは状況の良い悪いに関わらず地元の川を釣るしかないッ!本日は、その一端をドウゾ。

14:00、入渓。水温7℃、若干の増水。林の中を流れる川なので、日当たりが悪く魚の活性は低そう。入渓地点の日当たりの良い場所で、イワナが出るもティペットが切れてお終い(笑)。その後、エサ釣りのオジサンに頭をハネられてホントにお終い。川から上がると千葉ナンバーの車が在り、上流から下ってきて自分の直ぐ先に下りた様で、まぁ、悪気も無さそうだし、遥々千葉から来たんじゃ文句言うのも気の毒なんで、その日は終了しました。
ところで、ティペット切れの原因は

ただ、このイワナ達、底に張り付いていて水面まで出てきません。ニンフに換えれば何とかなりそうですが、システム換えるのが面倒くさいのでドライを何度も流しますが、全て無視!結局、深い所に居る魚は捨てて、水面に出るイワナを釣る事にしました。方法は至って簡単、ドライに反応するのは、日当たりが良く水深も膝丈位で、反転流では流れがかなり緩い場所。そんな所にポイントを絞ってフライを打って行きます。

釣り始めてから、1時間漸く出たのがこのヤマトイワナ。フライは#16のクリームパラシュート。この一匹で、着き場がハッキリしたので、あとは似た場所を叩くだけでした。その後、同じようなサイズを4匹追加して終了。

このイワナは、「中間型」かな?

この流れには、良いのが居たんですがね。水面に出てきませんでした。画像奥の石に流れがぶつかってますが、そこにもイワナが着いてますがヤッパリ、ドライはダメでした。もう数日したら、魚が上まで出て来そうです。そしたら、下手な自分でも良い釣りが出来そうな予感がしますね。
釣れんッ!答えは川の中にあるのか?



本流は・・・、どうなんでしょ?
5月5日午後、2回バイトが有り、一つはフッキング直後の首振りで外れ、もう一つはランデイング寸前、ネットのフレームに魚を当ててバラス(泣)。30cmくらいのイワナ。
5月6日早朝、田圃に水を引き始めた為10cm減水。昨日と魚の着き場が変わってそうです。
昨日掛けた場所より、開きに近いところで#6のホワイトゾンカーにバイト。コレも直後の首振りでバレマシタ。
5月7日早朝、ノーバイト。夕方(笑)、ノーバイト。
5月8日午後、ノーバイト。夕方ノーバイト。
5日・6日のバレが悔やまれますね。まぁ、川の中央がガンガンの流れで、自分側の岸寄りに出来た緩い流れで魚が掛かるので、殆ど自分の真下なんです。ですから、掛かった瞬間「あッ、こりゃ外れるな」と思うと、ヤッパリ外れます。
バレを減らす為に流芯寄りで掛けたいので、ラインもメンディングが出来るシンクティップに換えたり、ラインを落とす角度や場所を変えたり、コレを獲るために色々工夫しているんですが、なんせ引き出しが少ないので答えが出ません。今年は、川の中の季節が遅れていて、鯉のノッコミが未だのようです。このポイントでは、もう少しイワナ釣りが楽しめそうですが、水温が上がりコイ科の魚が付く前に答えは出ますかねェ?無い知恵絞ってやってみます「答えは川にあり」ですな。
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