全国新酒鑑評会

まだまだ、釣りには行けません。
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平成18年度全国新酒鑑評会が、広島県東広島市で開催されました。この冬に造られた日本酒(大吟醸)を審査し、優秀な酒は入賞、特に秀でた酒は金賞とされ、メーカー(蔵)の醸造レベルを知る指針にもなります。信州では、23の蔵が入賞し、そのうち9の蔵が金賞と成りました。詳しくはこちら。なかでも、このブログで取り上げた酒(水尾信濃鶴、)が金賞を得ていた事は、酒飲みとしては嬉しい限りです。で、注目したいのが、入賞酒目録の、出品区分でありまして、Ⅰ部とⅡ部に分かれてますが、入賞23蔵のうち17蔵がⅡ部、残りがⅠ部になってます。これ、入賞酒目録の補足説明を読んでいただければ解ると思いますが、Ⅱ部の出品酒って俗に言うYK35(Y=(兵庫県産)山田錦、K=協会9号酵母、35=精米35%)的な酒で、大吟醸のセオリーとも言える造りだと思われます。それに対してⅠ部の出品酒は、Yの部分が既に違ってますから、恐らく(殆どが)県産の酒造好適米を使って造られたのでしょう。そこには、あえて県産(地元)の米を使い酒を造ると言う、蔵のポリシーが感じられますね。こう書くと、県外の米を使うのがイケナイとか、県産の米を使うのが良いと言っているみたいですけど、そうでは有りません。
何故、この出品区分に注目したかと言いますと、この部分に蔵の考え方の違いが出ていると思うんですよ。吟醸造りとしての原料米に拘った結果「山田錦」を選択した蔵と、同じく拘った結果として、鑑評会と言う土俵に上がると多少不利に思える、長野県産「美山錦」或いは「ひとごこち」を選択した蔵が有るのは面白い事です。隣の、新潟県の酒はメディア等に登場し一定の評価を得ていますが、長野県の酒も負けてはいませんよ。拙ブログで取り上げる日本酒はハズレがないと自負しておりますので、おためしください。
※原料米ですが、信濃鶴は長野県飯島町産「美山錦」、水尾は長野県木島平村産「金紋錦」だと思います。
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