源流からの本流


開始直後あっさり釣れました。初めての釣り場だから2〜3匹釣れれば良いと思ってたけど正解でしたね。途中、支流に入ったら放流魚って感じのイワナが釣れたけど、林道からかなり離れてるから本流筋の上流で放流が有ってそれが落ちて来て支流に差したのかな?↓良い型だけど、この尾ビレは「放流魚」って感じですよね!

イワナは支流に比べて本流は痩せてますね。


この日1番の良型イワナ。

2時間30分釣ってイワナ15匹。17時撤収でイブニングに向かいます。18時、ウェットフライで開始。数投目で「ギー」リールが逆回転、バレたけどブラウンってあんなに走るんだっけ。その後、3回当たったけど乗らず、かなり暗くなった終了間際、正体が分かりました。ニジマスだったんだ!

違う日違う場所で釣ったブラウンは30センチ。イワナやアマゴなら嬉しいサイズだけど、60〜70センチが居るからちょっと微妙。

ヤマトイワナが〜、ニッコウイワナが〜、派手なアマゴが〜って言ってるのに外来種のニジマスやブラウンが釣れても嬉しいのはなんでしょうかね。
今月の釣果
イワナ 74匹
アマゴ 1匹
ブラウン 6匹
ニジマス 4匹
2022年の釣果
イワナ 524匹
アマゴ 58匹
ヤマメ 3匹
ブラウン 9匹
ニジマス 4匹
※今回のニジマスで県内の自然河川で釣れるトラウト5種類制覇。あと2匹で今シーズン600匹か。
ニジマス

釣行前日、長野県は雨で高山まで行って大増水だったらやだなぁ〜なんてウダウダ考えていたら出発が遅れて現地到着正午^^;。宮川漁協管内にするか?宮川下流漁協管内にするか?全く考えていなかったので、漁券を買いがてら聞いてみた結果、下流漁協のC&R区間を奨められてそこからスタート。いつもの本流タックルだとオーバースペックの上に、思った以上に浅くて根掛り連発、開始30分でフライが弾切れ(爆)。ハイ!移動。


ポイントなんて分かるはず無いので、水が有る区間を釣ってみるしか有りません。引き続きダブルハンド振り回していたら、目の前でライズが…腹が黄色かったからイワナっぽい。
慌てて車に戻ってタックル交換、結局、ライズは取れ無かったけど、♯5ロッドとフローティングライン、ウェットフライの組み合わせで事たりました。

ニジマス3匹とチビヤマメ1匹(それにアカウオ1匹)、40センチ位のイワナをバラしてプチ遠征終了。時間が有ったら宮川漁協の管内も釣りたかったけど午後スタートではイケマセン。
今月の釣果
イワナ 59匹
アマゴ 1匹
ブラウン 5匹
ニジマス 3匹
2022年の釣果
イワナ 509匹
アマゴ 58匹
ヤマメ 3匹
ブラウン 8匹
ニジマス 3匹
※これで(自然河川で釣れる)FFの対象魚がほぼ揃った。
雑談


自分の3〜4m先の道路脇の草叢からグレー掛かった黒い犬位の大きさの動物が飛び出しました。熊除けの鈴に反応したんでしょう。あっ、子グマだ!スタスタって感じで走る姿が可愛いなぁ〜、なんて思ってたけど、冷静に考えると、これヤバですよね?道の両側は自分の背丈程有るクマ笹。それに間の悪い事に或る小説を思いだしちゃったんですよ。
吉村昭の短編「羆」(ひぐま)の中で、妻の仇を討つためヒグマを追う猟師、追跡の途中、足跡が消えた。
<戻り足だという声が、閃光のようにかれの全身をつらぬいた。弱い小動物は、敵に追われていることを知ると再び足跡を慎重にふんで後退し、傍らに逃げこんで足跡をくらます。賢い熊にも同じような動作をするものがあるが、それは、敵を待ち伏せして襲う方法なのだ>

親が何処かからジッとこちらを見てる様な気がして開けた場所に出るまでちょっと緊張しましたね。それから熊除けの鈴なんですが、本流の釣りでも夕マヅメ時は着けるようにしてます。夕方、釣りの帰り道、懐中電灯を点けて管理道を歩いていたら数メートル先の田んぼから黒い塊が飛び出してきた。カタ、カタ、蹄の音がしたのでイノシシだったと思うけどデカかった。本流の中洲や岸辺も夏は草木が茂りますから、大きなイノシシと出合いがしらもちょっと遠慮したいと思ったわけです。いきなりだとどうなるのかな?クマと同じように向かって来る事も有るのかな。

その翌日。犀川の釣りはバラしが1回有っただけで終了(笑)。帰り道、R19からR361へ抜ける途中、奈良井ダムで2頭の子グマを連れたお母さんに遭遇。6月は子供を連れているんだと改めて思い知らされました。この時期の渓流は親子クマ要注意ですね。
と、言うわけで最近「クマ率」が高いのでイワナ釣りは控えます…な、わけはないです。イワナとクマはセットです。
今月の釣果
イワナ 59匹
アマゴ 1匹
ブラウン 5匹
2022年の釣果
イワナ 505匹
アマゴ 58匹
ヤマメ 3匹
ブラウン 8匹
※今シーズンのイワナの釣果が500匹超えました。
今週は本流メイン

フローティングラインにリーダー+ティペットで9フィート位、そこにフライ2個、クィーンオブザウォーターズは必須。リードにしてもドロッパーにしても来るのは何故かこっち。大場所には40センチ超が複数居ます。特にテトラが入っていると有望で、そこに大きな流木なんぞが引っ掛かってたら最高!朝夕や濁りが入った時なんかにエサを取りにそこから出て来るんじゃないかと想像してます。
対岸に流木が沈んだプールの開き、流れが殆ど無いのでクロスに投げてそのまま流れを横切らせスイングが終了、リトリーブ1回目、喰った。リードフライのティペットは2X、ドロッパーは14ポンド、どっち喰ってるんだろう。大型は殆ど釣った事が無いから2Xの強度がどれ位か全く分からないし、(対大物用としては)信用してない。結果、ドロッパーで良かったです。でも下顎の先にちょっと掛かっていただけで、ジャンプしたのによくバレなかったですね。


梅雨の影響で雨が降り続くと本流は長ければ1ヶ月も釣りにならない時が有ります。本格的にならない今の内でしょうか。まぁ、渓流は水が引き易い川、濁り難い川がありますからね。余程の大雨でもない限り長期釣り不可は無いでしょう。
以下は今週撮影したものです。
6月8日源流釣行。途中、支流に入ってその魚止め。

初めての釣り場、その住人。

この川のイワナは総じて黒かった。

今年はどこも雪が多かったんですね。

苔の多い川にて。

今月の釣果
イワナ 38匹
アマゴ 1匹
ブラウン 5匹
2022年の釣果
イワナ 484匹
アマゴ 58匹
ヤマメ 3匹
ブラウン 8匹
※新規開拓と本流一発勝負でペースダウン。
渓流からの大場所

後が有るから、車横付け簡単に入れて簡単に抜けられる場所で14時30分釣り開始。4番ロッド♯12のエルクヘアカディスは何時もと同じ。まぁ、入りやすいから期待してなかったけど、30分しないうちに2匹釣れて上手くなったのかと思ってしまいました。その後ぱっとせず、上手くなってはいませんでしたね(笑)。2時間釣ってイワナ4匹で1ラウンドは終了。ハイ!移動。

17時30分釣り開始。場所もタックル前回と同じ。でも虫が少ないですね〜。標高が500m高いイワナを釣った上流の方が、夕方になるとヒゲナガが飛んでました。開始からすぐに、着水したばかりでドライフライ状態のマドラーミノーにガバっとでた、でも空振り。「たぶんドライでも釣れるなぁ〜」なんて思いながらキャスト、また出たけどダメ、今度は小さい。その後モゾモゾっと小さいアタリが有りましたが当然乗らず。18時50分、やっと乗った!

前回とほぼ同じ大きさ。同じ魚かと思ったけど模様が違います。この後、小型と思えるバラシが有って終了。結局、この日は6回バイトが有って1キャッチでした。魚の着く場所が分かったので次回以降はもう少し釣れるかな?
今月の釣果
イワナ 21匹
アマゴ 1匹
ブラウン 2匹
2022年の釣果
イワナ 466匹
アマゴ 58匹
ヤマメ 3匹
ブラウン 5匹