今シーズンはどうだった?

若い時のように日の出から日没まで釣る事は無くなりましたが、釣行日数はのべ70日くらいでしょうか。う~ん、頑張った!
クマにも一回遭遇しました。入渓場所を探して道路を歩いていたら20m位前方に居ましたね。「あっ、出た」と思って足が止まった時、相手も此方を見て動きが止まったからチョッとビビりました。そのあとクマはガードレールを潜って姿を消したから、時間にして1分も無かったけど成獣は迫力有りますね。時刻は13時20分、さすがに直ぐには前に進めず道路に突っ立て様子を見ていると、横を車が何台か通り過ぎる様な場所だったから油断してました。昼間から活動してるんですね。まあ、そのあと釣りはしましたけど(笑)。だってクマとイワナはセットですから。

1発目は「ウェットフライ」。岐阜県と長野県の川での釣りです。魚がフライを捕らえた時のリールの音が良いですよね!(リールの)「ジー」良いなあ~。と、自画自賛ぎみ。
5魚種
本州(特に長野県)の自然河川で釣れるイワナ、マス類はイワナ、アマゴ、ヤマメ、ニジマス、ブラウントラウトでしょうか。過去に天竜川でブルックトラウトを釣った事も有るけど、まぁ、逃げた魚っぽいから釣りの対象魚ではないですね。
今年は本流でイワナ、天竜差し(アマゴ)を釣ってるからあと3魚種になりました。残り「3魚種を本流で釣る!」を目標に狙ってみました。これ、釣り系ユーチューバーが「1日で何魚種釣れるか?」「マス類全部釣るまで帰りません」ってやりそうな企画ですね。
4月19日、松本方面でブラウンとヤマメ狙い。ブラウンは簡単だから楽勝として、ヤマメは何処の川が有望か良く分からない。まぁ何とかなるでしょう(笑)。現地に着いてみると雨と雪解けによるダムの放水で濁り&増水。ヤマメは安曇野周辺でチョコチョコやって、イブニングは犀川でフローティングラインとマドラーミノーの釣りで、デカいブラウンがドカーンのはずがこれじゃあ駄目じゃん。終了か?
結果は#8のクィーンオブザウォータースで釣れたヤマメが一匹、叉長23センチでした。ボ~ズ覚悟だったから、大きさに関係無く嬉しかった~。ブラウンは増水と寒さが影響したのか、ヒゲナガが翔ばず駄目でした。でも、1魚種はクリア。
フローティングラインを使ったウェットは低水温と増水では無謀だったかな?よく喰ってくれた。
4月20日は増水を逃げるのと気分転換にプチ遠征で岐阜県の宮川下流漁協管内。天気快晴、最高気温25度の夏日。地元と違ってポイントが分からない上に、ピーカンの天候も影響して大苦戦。結局、(天気良過ぎて)魚が泡の下に入っている事に気付くまで時間が掛かってしまいました。叉長33センチのニジマス一匹と、イブニングに大場所で「ガガンボ」にライズした20センチ位のヤマメを釣って終了。
プリップリのニジマス。30センチ超えてもパーマーク残って居るんですね!いい魚でした。フライは#12の黒いソフトハックル。長野県内の川じゃないけど、これで4魚種目もクリア。
4月21日も時間が出来たけど、何故か渓流でイワナ釣りがしたくなって予定変更。ドライフライで楽しめました。詳細は後日。
残るはブラウンですが、23日はイブニングのみニジマス狙いで天竜川、当然、何事も無く終了。26日に時間が出来たのでブラウン狙いの予定が、この日はまとまった雨みたい。急遽、25日の午後から出撃。
今回も増水&低水温のなか、何故か(笑)フローティングラインで始めてしまいノーバイト、でも、この日は諦めません。一旦、車に戻って#6のダブルハンドに475グレインのスカジットライン、ティップはT11・10ftに黒いストリーマーで開始。砂地のランの中間辺り、スイングが終了して、リトリーブ1回目、来た!
ブラウントラウトは叉長36センチ。これで5魚種コンプリート。
結論、5魚種を長野県内の川で1日で釣る事は可能だと思う。まぁ、期日と釣法を設けなければ長野県に住む釣り人なら5魚種制覇は誰でも出来そうです。今回は本流に絞っての5魚種だったけど、もうチョット難易度を上げて、イワナをヤマトとニッコウに分けて、ニジマスもノーマルとホウライマスに分けるのも有りかな~。ヤマトイワナは居る所へ行けば簡単なので、(棲息密度に地域的な傾向は有るけど)狙って釣れないホウライマスがポイントになるでしょう。これが難関ですね!
本流アマゴ


25年位前に、「フライフィッシャー」誌等で活躍されているメーカーの某氏と地元の本流を釣る機会がありました。その時某氏は「(放流がなくて)魚が少ない川だから、釣り人が増えると直ぐ場荒れしちゃうから身内だけでヒッソリ楽しんだほうが良いですよ」って言ってたのが印象に残ってて、このブログでは「地元の本流」って言って来たけど、これだけ人が多いと「もう、良いか!」(笑)。
ハイ!地元の本流=天竜川ですね。
今年二匹目は本流アマゴ、叉長25センチなのでかわいいサイズですが、ギンピカで体高があって渓流の魚と違いますね。さすがは
今年の本流、いや、天竜川は自分程度でもバイトが多いから当たり年かもしれませんね。アユ釣りが始まるまでが勝負です。
そもそも本流にはトラウトを放流しないので本流が主戦場だと漁協の放流量だとか全く気になりません。なんか野生魚を相手にしてるってのはいいなぁ。

18時過ぎ、ヒゲナガが乱舞します。ヒゲナガはボクの事好きなのかな?(笑)全身に纏わり付いてメガネの隙間にも入って来ます。毛ばり釣りをする者にとってもっともエキサイティングな時(かもしれない)。釣れないけど。

初物

31日のお昼ころ、マダラカゲロウ系のメイフライが流下して足元を見ればお亡くなりになられたヒゲナガが浮いてます。ドロッパーにアルダー、リードにクィーンオブ・ザ・ウォータースで開始。1時間経過してやっぱり反応無しです(笑)。
対岸に流芯が有るポイントでスイングが終了してリトリーブ、「ゴンっ」乗らなかったぁ~。流れが緩い場所だったからイワナだと思いますね。自分は(本流では)スイングでイワナを釣った記憶が殆ど無くて、スイング終わりのリトリーブで喰った事しか覚えてません。
それから釣り下ってリトリーブ1回目、喰った!「ゴン、ゴン、ゴン」頭を振るのが伝わって来ます、乗った、今度は乗った。走らないからイワナ確定、ティペットは1Xなので切れる事は無いですね。釣れる気がしなかったからランディングネット持って来なくて(笑)、テンパリながら何とかハンドランディング、リードフライが下顎の先っぽにちょこんと刺さってる、あ~、バレ無くて良かったぁ~。
2023年の第一号はイワナ42センチ。

再開後、スイング中に「コン」と来たけどフッキングせずに終了、これはニジマスっぽかった。一つのランでバイトが3回有るなんてこの日は活性高かったみたいです。
気温も上がって桜も8分咲、本流も良い時期になってきましたかね?

解禁はした!

2月23日からスタートした2023年の鱒釣りも、3月12日現在で釣行日数のべ8日、全て本流で時間にして30時間弱、バイト2回の釣果無しでございます。

最後に釣りをしたのが去年の11月だから、およそ3ヶ月ぶりでキャスティングが増々劣化してました。強風、ハイバンク下での釣りは苦戦の連続、きっちりターンしないし、もう3メートル飛ばしたいけど飛ばない!
キャスティングに問題がなければ釣りだけに集中できるから「フライフィッシングはキャスティングが重要なんだな」と改めて思いましたね。お金払ってそれなりのレッスン受けた方が良さそうです。
フライキャスティングである程度のレベル(キャスティングで苦労しない)に達するには、独学では不可能なのです。因みに渓流FFを独学で始めた人で「バックキャスト」が上がってる人殆ど見た事がないです。自分も「バックが下がってる」ってよく指摘されます。まぁ、キャスティングが平均以下でも、魚が居る所に行けば少しは釣れますけどね!実証済み(爆)
去年の一匹目は4月8日の犀川でしたが今年は何時になりますか